コンサルティングの基本ガイド 

銀行・会計事務所出身の財務コンサルタントが書いた経営努力しなくても銀行が融資したくなる決算書作成マニュアル

コンサルティングというサービスや職業が日、実際には、どんなことをしているのか、また、するのかがよく知られていません。コンサルティングの範囲は非常に幅広く、時代によって変化しています。

サイトマップ

業務・ITコンサルティング:A最適な調達・生産・販売管理を実現するSCM

SCMによって製品サイクルを最適に管理できるようになりました。


●SCM(サプライチェーンマネジメントト)とは…

SCMは、「原料を調達⇒工場で製品を製造⇒完成した製品を店舗に配送⇒販売」といった製品の一連の流れを最適化することで、コストを削減し、安定的にかつ柔軟な製品の供給、確実性の高い需要予測を達成する仕組みです。

SMCの効果によって業績を劇的に向上させることができた例が、特に製造業では多く、コストが数十%削減できた例もあります。

海外にも生産や販売拠点がある場合、非常に複雑で大規模なプロジェクトになります。

SCMプロジェクトは調達・生産・需要の3大要素に関するリアルタイムの情報を集め、直ちに各活動にその情報をフィードバックする必要があります。

そのために、大規模なシステム構築と導入を伴うプロジェクトとなります。

そして、SCMでは各テーマが密接に関わってかかわっているために、はっきりと分類するのが難しいのですが、大きく分類すると6つのテーマに分けられます。

この内の1テーマを扱う場合もあれば、複数のテーマを一つのプロジェクトとして同時に扱うこともあります。

@サプライチェーン戦略の立案と現実化のプランニングでは…

ビジネスプロセス全体を改革するためには、まず現状のサプライチェーンの問題点を分析します。

「サプライヤー、顧客や社内を対象にしたアンケート」「調達・生産・販売のデータから抽出した重要なパフォーマンス指標に基づいた業務パファーマンス評価」「問題識別のための現場へのインタビュー」「業界トレンド、ベスト・プラクティス、サプライチェーに関するコンサルティングファームのナレッジとの比較」などによって、一連のサプライチェーンのどの段階に何の問題があるのか分析します。

その分析結果に基づいてファームは改善方法と改善スケジュールを提案します。

また、この段階で、現在の生産・物流拠点の配置は最適か、などを問い直します。

この時点でもし拠点の再編が必要になれば、物流センターの統合などを検討します。

また、新しい物流拠点の立上げの際には、新たな業務手順書、組織体制、評価指標などを導入します。

そして、実際の製品搬入業務の開始以前に、業務・システムのテストを実施して、シミュレーションを繰返します。

海外に生産・物流拠点がある場合は、グローバルなロジスティクス・ネットワークを再検討し、エリアごとに特定の中核拠点をつくって再編成する場合もあります。

さらに、新たに海外市場に参入する場合は、既存の拠点の利用と新規拠点開設の両方の可能性を考慮しつつ、どのように生産・物流を実施するのが最適かを検討するプロジェクトもあります。

Aサプライチェーンの予測・計画立案・実績管理では…

サプライチェーン戦略の立案と実現化プランニングを行ったら、各業務プロセスを再設計し、より効率的なサプライチェーンを構築することになります。

調達・生産・販売の流れは、大きく2つの領域があります。

一つ目の領域は「プランニング領域」であり、「需要管理」「需給変動への対応」「需給マッチ」「供給枠管理」「納期回答」などにより、どのくらいの期間や材料量・製造量で出荷・販売するかを計画する領域です。

この領域での改善活動は、「需要の見える化」「需給変動への対応の迅速化」「リソースの最適調整(需要、生産能力、棚卸、供給枠など)」「納期回答の精度向上、迅速化」などを目的としています。

具体的には「日々発生する想定外の業務上のトラブルに対して、場当たり的に対応する(火消しモード)という状況から脱却したい」という場合が考えられます。

火消しモードから脱却できていないのは、サプライチェーン上のオペレーションが信頼できるデータに基づいておらず、「計画そのものが諸部門の同意を得られていなかった」というような問題が挙げられます。

この様な問題を解決するために、全組織で単一の数字に基づいて需要計画を策定するように改革し、新システムを導入して需給計画プロセスによる情報を一元化します。

新システムが需要・生産キャパシティ・部品の需給状態に関する正確な情報を収集し、その情報に基づき全ての関連部門が参加して需給に関する意思決定を行うようにすれば問題は解決されます。

2つ目の領域は「オペレーション領域」であり、プランニング領域に基づいて実際の活動、具体的には「販売・受注管理」「購買管理」「在庫管理」「生産管理」「出荷管理」といった、ロジスティック全般にかかわる活動を改善します。

実際には、新しい評価指標に基づいてスペアパーツを管理し、適切な在庫管理を実現するようなことが改善活動として実施されます。

この場合は単に新しい評価指標を策定するだけでなく、評価指標を効果的に使用するために、高度な統計的モデリング技法を用いたシステムを導入します。

このシステムで在庫とサービス間の最適なバランスを比較的簡単に実現できるようにします。

B物流サービス・物流コスト・在庫の最適化の実現では…

@とAでは主に調達・生産・販売の流れがですが、サプライチェーンでは原料や製品を輸送するという工程があります。

この「物流」の工程を最適化するプロジェクトです。

物流プロセスの最適化は、倉庫内のオペレーション改善と輸送・配送プロセス改善の2種類に分けられます。

倉庫内のオペレーション改善では、出荷指示が出てから在庫を棚卸し、発送するまでの業務プロセスを個別に見直して再設計し、倉庫内管理システムも再構築します。

倉庫内のシステムを他のSCMシステムや受注システム、ERPシステムと統合することもあります。

倉庫内のオペレーションの改善を通じて、コスト削減はもちろん、出荷・在庫管理の精度向上を図ります。

一方、輸送・配送プロセス改善では、TMS(輸配送管理システム)のベストプラクティスとクライアントの業界ごとにカスタマイズします。


Cトータルシステムの導入によるシステムの全体最適化の実現では…

サプライ・チェーン・マネジメントのプロジェクトにはたくさんのシステムが導入されていますが、各システムの導入がある程度進んだ、また、大規模システム導入を検討しているケースでは、サプライチェーン全体を俯瞰して、サプライチェーンにかかわるすべてのアプリケーションを最適化し、より柔軟で変化に適応できるトータルシステムを実現したいというニーズが生まれています。

それは、トータルシステムの導入によって、サプライチェーン全体がネットワークで結合され、環境変化に対応できるようになるからです。

そのためには、サプライチェーンの根幹となるアプリケーション(EPRパッケージ)の導入、ERP同士の統合と各種周辺アプリケーションとの連携・最適化が必要になります。

クライアントがERPを新規導入する、既存のシステムをSCM領域にも対応できる機能拡張を希望している、もしくは他のアプリケーションとの統合を検討しているケースでは、このようなシステム統合・結合プロジェクトが行われます。

DRFID(無線タグ)の導入では…

最近、注目を集めているのが、RFID(無線タグ)の導入です。

家電メーカーなどではこれまで、量販店に出荷したある商品が出荷後どのような客が購入し、いつ・どのような修理があり、いつ破棄されたかということは分かりませんでした。

しかし、そうはいっても、紙の伝票やネットワークを通じて、バリューチェーン前後では情報が伝えてられることはできましたが、しかし、それ以上の範囲は、製品情報のモレやダブリ無く知りえることは、非常に困難な作業でした。

しかし、今日ではRFID導入により、バリューチェーンにおける情報取得という問題を解決することができます。

例えば、量販店で購入した家電商品にグローバルの仕様に準ずるID情報をRFIDに挿入することにより、それぞれの商品を「固有のモノ」として、製造から修理、廃棄までのライフサイクル全般にわたって情報を把握することができます。

RFIDのフォーマットは統一されているので、アクセス許可と場所情報(ディレクトリー)を取得している企業であれば、RFIDのネットワークを通して情報を活用できます。
◆RFIDの活用例は…
◎製造(OEM、部品メーカーなど)では…

実際の消化情報を需要のリアルタイムな変化に対応できるようになり、いち早く市場の変化をいち早く捉えて、次の対処ができるようになります。また、製造責任の点から、アフターサービス・クレーム対応の迅速化と同時に、コストの最適化に貢献します。

◎販売(OEM販社、量販店など)では…

商品の安定した供給が可能になり、短いリードタイムで売れ筋商品の販売促進キャンペーンが可能となります。そして、OEMから直接提供される商品情報と販売会社から提供される納入情報からの販売情報との一元化を図り店頭受け入れや棚割りなどの作業の効率が向上します。また、顧客からの問合せに対しても一元化された情報が得られ、顧客情報(ポイント会員情報など)と商品購入情報が正しく導くので、追加延長保証業務の迅速化や買替えの販促やアップセル(同等以上の代替え品にすることで、顧客単価を上げる方法)などのパーソナライズにも役に立ちます。

◎物流では…

在庫情報を正確に把握することで、混載による積載効率の向上や配送ルートの最適化が図れるようになり、その結果、緊急出荷などの物流コストを減らすことができます。

◎保守では…

製品構成情報や製造時の情報などをメンテナンス情報の基礎情報として、保守などの履歴を蓄積して、より的確かつ効率的な保守ができます。併せて、購入したユーザーの情報とその利用状況を面的に時系列的に捉えることができるので、メンテナンスサポートやリコールへの対応人員配置やコストの平準化、保守パーツの手配とパーツセンターの適正在庫や再配置の迅速化などが期待できます。

Eアウトソーシングは…

RFIDと共に最近注目を浴びているのが、サプライチェーンの一部のアウトソーシングです。

総合系ファーム界でもアウトソーシングビジネスによる売上も増えてきており、SCMのアウトソーシングコンサルティングの受託もしています。

特に、間接財購買業務がアウトソーシングされることが多くあります。

間接費といっても、企業の売上高の10〜15%に達し、数億円から数千億に達する企業もあることから、その影響は大きいのです。

コンサルティングファームがアウトソーシング案件を受託すると、戦略的なアウトソーシング先の選定だけでなく、オペレーションの集約化や標準化やオフショア化などを行うことで、購買支出の削減効果を実現します。

また、どの部門が何をどのくらい購入しているかといった、会計情報だけでは見えない間接財の購買支出の構造を可視化できる効果もあり、内部統制にも貢献します。

さらに、総務や人事、直接購買部門の担当者が当核部門の担当者が核心業務に専念できる効果もあります。

YouTubeで収益を得る方法【スマイルムービー】
そもそもコンサルティングとは?
コンサルティング事業会社の8大機能と付加価値
コンサルティング企業の組織
コンサルタントの職位は大きく4つに分けられます
アナリストがコンサルタントのスタートとなります
仮説を立てて検証していくことがコンサルタントの大きな仕事
プロジェクト全体の管理責任を持つのがマネジャーです
パートナーの大きな仕事は営業とコンサルティング会社の経営です
コンサティングの領域の垣根が無くなりつつあります
コンサルティングテーマ(領域)を俯瞰する
大企業メインの戦略系コンサルティングファーム
総合系ファームはフルラインサービスを提供しています
IT活用を支援する業務・ITコンサルティングファーム
シンクタンク系コンサルティングファーム
組織人事&チェンジマネジメント系コンサルティングファーム
監査法人から分かれたフィナンシャルアドバイザリー系コンサルティングファーム
中堅・中小に強い国内独立系コンサルティングファーム
ブランドマネジメント&マーケティングコンサルティングファーム
急成長が見込まれる病院支援・医療コンサルティングファーム
時代に即した新しいコンサルティングファーム
プロジェクトの受注から終了までの仕事の流れ
全社戦略:@[選択と集中]を支援するグループマネジメント
全社戦略:A社員と経営層の「思い」を棚卸する長期ビジョンの策定
事業戦略:@マーケティング戦略
事業戦略:A新規事業戦略で安定低成長を打破する
事業戦略:B注目されている新規技術の実用化
業務・ITコンサルティング:@顧客戦略をスムーズに実施するCRM
業務・ITコンサルティング:A最適な調達・生産・販売管理を実現するSCM
業務・ITコンサルティング:B多数のプロジェクトを円滑に進行できるPMOとは
業務・ITコンサルティング:C企業の競争力をより高めるITマネジメントです
業務・ITコンサルティング:D主に川上の工程を担当するシステムインテグレーション
組織人事プロジェクト:@人事コンサルティングの新しい流れSHRM
組織人事プロジェクト:A組織開発で社員の力を最大限に引き出します
組織人事プロジェクト:B近年リーダーシップ開発が特に注目されています
内部統制体制構築(J−SOX法対策)のプロジェクトは
デューデリジェンスがM&Aの戦略・財務分野のカギを握ります
その他のコンサルティングプロジェクトでは
コンサルティング業界は(War for Talent)です
コンサルタントに求められる資質とは
新卒採用のポイントは
新卒採用試験をクリアするには
転職希望者のバックグランドの活かし方は
中途採用での転職方法は
各領域別、需要がある人材とは
転職を勝取るためには
中途採用と新卒採用のどちらが良いか
コンサルタントからさらなるキャリアアップが図れる
パーソナル・コンサルティングで売らずに稼ぐ!「ネコス」のご案内
SEOコンサルタント独立開業マニュアル
「コンサルタントで起業講座」通信教育専用のeラーニングソフト(CD-ROM)が10枚(5時間29分)と書籍(218ページ)
業績改善プロフェッショナルコンサルタントの『目標作成実践マニュアル』


















































































































コンサルティングの基本ガイド All copyrights 2012 by 小田篤史
Google

当サイトは情報のみを提供するサイトです。当サイトの情報を基にしたことによる損失について、サイト管理者は一切関知致しません。