コンサルティングの基本ガイド 

銀行・会計事務所出身の財務コンサルタントが書いた経営努力しなくても銀行が融資したくなる決算書作成マニュアル

コンサルティングというサービスや職業が日、実際には、どんなことをしているのか、また、するのかがよく知られていません。コンサルティングの範囲は非常に幅広く、時代によって変化しています。

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コンサルタントに求められる資質とは

論理的な資質だけでは、コンサルタントにはなれません。


●全てのコンサルタントに求められる4つの資質とは

コンサルティングプロジェクトの内容は非常に広く、プロジェクトの範囲に対応した各コンサルティング領域に必要なスキルや経験も多岐にわたります。

そのため、コンサルティングファームごとに求める人材像も大きく異なります。

しかし、どの領域のファームでも、程度の差があれ、次の4つの基本的な資質として求められます。

◎第1の資質:プロフェッショナルマインドが必要…どのような職業であっても、その仕事から対価を得ているのであれば、”プロフェッショナル”という心構えが必要です。

コンサルタントという職業は、その他の職業に比べてクライアントの重要な経営情報に関わるため、より高い職業倫理感と強い責任感が要求され、その、およぼすパワーの影響力は裾野の広さと深さが大きいのです。

また、多くの場合、コンサルティングは時間や労力を掛ければ掛けるほど、仕事のクオリティーが上がるので、常に「どこまでやるべきか」ということが付いて回り、悩み続けることとなります。

ただし、クライアントは多額のフィーをコンサルタントに支払っているので、そのフィーはコンサルタント毎に決まっている時間単価をベースに計算していることを念頭に置かなければなりません。

コンサルタントは年齢や経験年数に関わらず、相手の期待を超えるような“バリュー”を常に生み出さなければなりません。

しかしながら、掛けられる時間に比べると仕事は膨大なので、仕事をやり抜く高いプロフェッショナルマインドが求められます。

また、仕事上の時間や労力の配分はもちろんですが、多忙なためプライベートを犠牲にすることが多くなります。

常に自分自身に高い価値観と高い基準点を課し、クライアントに満足してもらえる成果を出さなければならないため、少なくとも当初の数年は、プライベートを犠牲にしてもプロジェクトに没頭する覚悟を決めなくては、コンサルタントとしての成功は難しいでしょう。

◎第2の資質:「論理的思考」「ゼロベース思考」「仮説思考」は必須…この3要素はコンサルタントにとって必須となる基本的な考え方です。

クライアントは日々の業務に追われ、時間的制約やしがらみもあることから、なかなか前記の3要素の考え方をすることが難しいのです。「本来どうあるべきか?」と理論的に整理して、組み立て直すことから全てが始まります。

また、最終的にクライアントを説得し動員するために、ロジックで多くの人を説得させるアプローチがコンサルティングの基本になります。

そして、限られた時間内でより良いソリュ−ションを創出するためには、闇雲に情報を収集・分析するわけにはいきません。

現時点で利用可能な情報から仮説を構築し、ある程度の必要な情報や分析のアタリを付けた上で、仮説を検証しながら修正していくアプローチをとらないと、プロジェクト期間内にコンサルティングを完了することはできません。

これらの思考法については、元・現役コンサルタントの人たちによって書かれた良書が多数出版されていますので、それらを参考にするといいでしょう。

日々の仕事や生活の中で意識して利用することが、そういった思考法を身につけるのが最善の方法です。


◆コンサルタントが良く参考にする書籍

『ロジカル・シンキング』照屋華子/岡田恵子著:東洋経済新報社刊、『考える技術・書く技術』バーバラ・ミント著山崎康司訳:ダイヤモンド社刊、『問題解決プロフェッショナル「施行と技術」』齋藤嘉則著:ダイヤモンド社刊、『問題発見プロフェッショナル「構想力と分析力」』齋藤嘉則著:ダイヤモンド社刊、『仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」内田和成著:東洋経済新報社刊、『MBAシリーズ』グロービス・マネジメント・インスティテュート著:ダイヤモンド社刊、『企業参謀―戦略的思考とはなにか』大前研一著:プレジデント社刊、『論理力を鍛えるトレーニングブック』渡辺パコ著:かんき出版刊、『意思決定のため「分析の技術」』後正武著:ダイヤモンド社刊

◎第3の資質:対人関係能力です…コンサルタントは常にクライアントやチームメンバー、その他外部の人と一緒に仕事を進めていきます。

いくら思考力が優れていたとしても、研究室の純粋な技術追求などと違って、クライアントやチームメンバーなどと良好な関係を築き、円滑なコミュニケーションを図らなければ、プロジェクトを成功させることは難しいでしょう。

例えば、コンサルタントはクライアントの社員・取引先・顧客など、様々な人に面接しますが、彼らから有益な情報を得るためには、良好な人間関係を築く能力や本音を引出す能力が必要です。

また、実行支援系のプロジェクトでは、乗り気でない社員のやる気をどう上げて、行動に波及させるかという課題もあります。

このようにコンサルタントはロジックだけでなく、心の機微に触れる必要があります。

このような能力はコンサルタント特有なものでなく、どの業界でも「コミュニケーション能力」「素直さ」「人間的魅力」など、日々の業務で高めていくことができます。

そのため、コンサルタントを目指している人であれば、日々の業務に意識して取組みましょう。

◎第4の資質:「体力」と「精神力」です…世間では、コンサルタントは華やかなイメージがある職業といわれていますが、実際には短期間に集中して結果を出さなくてはなりません。

そのため、肉体的・精神的に極めてハードな職業です。

クライアントの高い要望に応えるために徹夜が続くこともあれば、クライアント内の社内政治に巻き込まれそうになることはもちろん、倒産企業の再生では大量の解雇者や自殺者が出るなどの、極めて難しい局面になることもあります。

このような厳しい状況を乗越えてプロジェクトを成功に導くためには、肉体的・精神的にタフでなくてはなりません。

逆にいえば、そのような環境の中で若いうちから切磋琢磨すると、知らず知らずにビジネスの基礎能力が飛躍的に高まってくるのです。

このようなハードな経験を一度すれば、たいていのことに対処できるようになり、コンサルタントからの転職・独立後に活躍している人が多くいます。

ただし、全てのプロジェクトが常に緊迫した状況に置かれているわけではありません。

もちろん、プロジェクトが成功した暁には、達成感や喜び、そして自身の成長が大きく、その他の業種ではなかなか得られない醍醐味だと思います。

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