コンサルティングの基本ガイド 

銀行・会計事務所出身の財務コンサルタントが書いた経営努力しなくても銀行が融資したくなる決算書作成マニュアル

コンサルティングというサービスや職業が日、実際には、どんなことをしているのか、また、するのかがよく知られていません。コンサルティングの範囲は非常に幅広く、時代によって変化しています。

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新卒採用試験をクリアするには

採用方針は各ファームによって、それぞれ違いますが、基本的なことは変わりません。


●エントリーシートの内容は、ファーム先によって変えます

新卒採用の場合、エントリーシートの内容は比較的オーソドックスに志望動機や自己PRを記載するものや「今まで何かを変革した体験を書いて下さい」といった形式の場合もあります。

コンサルティング業界は人気業界になったため、10数名の採用枠に1万人を超える応募があったファームもあるようです。

それに対して、大手であれば新卒採用の専任担当者が数名いる場合もありますが、規模の小さいファームでは、使用担当者が中途採用も兼任しており、担当者を現役コンサルタントが数名でサポートしている体制が一般的です。

場合によっては、パートナーの秘書がその時期だけ採用担当になるケースもあります。

そのような状況の中、例えば、1人のエントリーシートの処理に5分掛ったとすると、1万枚であれば800時間以上かかる計算になります。

このような場合を考慮すれば、どういったエントリーシートを提出するべきかを考えることが重要です。

もちろん、書類選考は足切り的な予備選考であり、書類選考以降の面接などの方がはるかに厳しいということはいうまでもありません。

●筆記試験はとても難解です

実施される筆記試験には幾つかのタイプがあります。

国家公務員T種試験と類似する「判断推理」と「数的処理」の2つのタイプの問題は、とりわけ戦略系で課せられることが良くあります。

業務・IT系などではCAB(SEなど、IT企業でよく実施される試験)、その他にもGAB(CABを様々な業種に適用させた試験)を実施する場合もあります。

また、一般企業で広く使われているSPIを利用するファームもあります。

試験は通常日本語で実施されますが、中には英語での試験を課すファームもあります。

筆記試験は純粋に点数で合否が決まってしまうので、問題集などで十分に対策を立ててから臨みましょう。

特に「判断推理」と「数的処理」の場合、きちんと問題演習をしておくことが必須となります。

また、たとえ学歴面で不利な場合でも、ここで基礎能力の高いことが証明できれば挽回できる可能性がありますので、高得点を目指して頑張りましょう。

●グループディスカッション・面接対策では…

順調に書類審査・筆記試験を突破しても、まだまだスタートラインに立った段階に過ぎません。

ファームの面接では、ただ単に志望動機を聞いたりするだけでなく、「ケース(コンピテンシー)面接」という特殊な面接も行われます。

また、グループディスカッションにおいても、他業種でみられるようなテーマだけでなく、ケース面接で問われるような質問をグループで議論し、議論終了後に面接官の前で発表する場合があります。

ケース面接とは、「日本に電柱の数はいくらある?」「新宿の映画館の売上を2倍にするには?」「ヨーロッパで日本茶を売るにはどうすればいい?」「あなたがソニーの社長だったら、どのような戦略をとりますか」といった、明確な正解が無い問題を投げかけ、それに対してどう答えるかを見る面接です。

ケース面接では、答えそのものよりも「答えに至るまでにどのような思考プロセスをたどったか」ということが重視されます。数字を算出するケースでも数字は大まかに合っていれば良く、いかにその数字を論理的に、納得感を持って導きだせたかということが重要になります。

1回の面接でケースが一つ出る場合もあれば、2つ以上出るケースもありますし、ケースが無い面接もあります。

どちらにせよ、最終的に内定を得る場合には、複数回の面接を突破しなければなりません。


●ケースをMECEに解くためには…

ケース面接を適切に解くには、思いつきやなんとなくではなく、モレやダブリ無く(MECE)問題を分解し、構造化していく必要であります。

例えば、「日本におけるシャンプーの市場規模=シャンプーの1本当たりの単価×シャンプーの年間販売本数」というように分解していくのが1つのやり方でしょう。

ただし、いきなり図版のように問題を分解していっては、後々困ってしまうケースもあります。

なぜなら「問題を正しく定義する」という作業が抜けているからです。

具体的にいえば、「シャンプー」というのは、人間用のシャンプーのみなのか、ペットのシャンプーも含むのか、さらに、人間用でも家庭用のシャンプーのみなのか、美容院などで使われる業務用も含むのかということが曖昧になっています。

問題の定義をはっきりさせないと、シャンプー1本当たりの単価や年間販売本数を正しく分解することはできません。

例えば、「スターバックスの売上を2倍にするには?」という問題に回答する時も同様です。

いきなり「売上=顧客単価×顧客数」と分解していくのでなく、問題をきちんと把握することが必要です。

例えば、「そもそも現在の売上はどの位で、なぜ2倍にしたいのか。現在は赤字で何とか黒字にしたいからなのか?あるいは現在でも黒字で順調だが、さらなる黒字拡大をしたいからなのか」といった前提を面接官と共有化した上で回答しないと、面接官の期待する解答とのギャップが出てしまいます。

その方が、最終的にアプローチ方法が複数出てきた段階でも書く方法に優先順位を付けやすく、説得力や納得感も一層出てきます。

ケース面接を上手に解くには、意識的に書籍や日常の身近な例を利用して数値の算出や売上アップ、企業の戦略立案などを考える癖を付けていくことが有効です。

●ジョブの実施時期は…

選考の一環としてジョブを導入するファームもあります。

ジョブには、12月後半〜2月前半の間に行われる「ウィンタージョブ」と3月に行われる「スプリングジョブ」によって、どちらかあるいは両方開催されます。

多くの場合、ジョブは複数回の面接後に行われ、ジョブでのパフォーマンスが良かった人は次の採用ステップに進むことになります。

ジョブ後に最終面接が行われることもあれば、ジョブの後は内定面談のみ実施する場合もあります。

また、絶対採用したい学生であると判断すれば、ジョブ終了と同時に囲い込むファームもあります。

●ファーム毎に違うジョブの流れ

ジョブの流れは、@テーマが与えられる(例:○○の売上を2倍にする。○○社がとるべき戦略を考えよ)、⇒A仮説の立案とリサーチ、⇒Bプレゼンテーション、となります。

日程については、数日程度のチーム形式、単独作業であったり、ペアだったり、ファームによって異なります。

大半の作業は学生だけで進めていきますが、チームごとにアドバイザーとしてコンサルタントが付きますので、そのアドバイスを参考に進めていきます。

学生にとっては、実際にコンサルタントが行っている業務を疑似体験でき、また、ファームの雰囲気が感じられるメリットがあります。

また、ファーム側は、応募者の作業の進め方や最終的なアウトプット、そして人柄を数日間にわたって見ることで、普通の面接だけの判断よりも、本人の能力をより精査できるのです。

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