コンサルティングの基本ガイド 

銀行・会計事務所出身の財務コンサルタントが書いた経営努力しなくても銀行が融資したくなる決算書作成マニュアル

コンサルティングというサービスや職業が日、実際には、どんなことをしているのか、また、するのかがよく知られていません。コンサルティングの範囲は非常に幅広く、時代によって変化しています。

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仮説を立てて検証していくことがコンサルタントの大きな仕事

コンサルタントは、実作業とマネジメントスキルが重要視されます

●コンサティングらしい仕事ができるのは、コンサルタントの職位からです

コンサルタントの職位になるのは、新卒入社の場合は入社3〜4年目で、中途採用の場合はコンサルティング未経験で社会実務経験5年程度以上、MBAホルダーなどがコンサルタントになります。



コンサルタントの職位になると、一般的にイメージされるようなコンサルタントの仕事をすることになります。

プロジェクトの実作業の大半を担当するのがコンサルタントの職位にあるコンサルタントで、プロジェクト全体のある一定範囲の業務をまとめて担当します。

コンサルタントは、基本的に自分の判断で、課題を解決する仮説の構築と検証作業を進めていきます。

そしてある程度の進捗単位ごとに、チームミーティングやマネジャーとディスカッションをして、仮説の軌道修正をしていくのです。

それは、「○○について考えて欲し」とタイトル(What)はマネジャーやミーティングで決定しますが、どういう仮説を立てるか、どのような情報を収集するか、誰に面接するかなど(How)は、全て任される役目になります。

◆仮説を思いつく瞬間の状況

コンサルタントのこれまでの思考の蓄積の上に、仮説の思考中や思考の休止中にヒラメク時の状況には次のようなモノがあります。

◎コミュニケーション中…○同僚コンサルタントやクライアントとディスカッションをしている時○顧客やユーザーなどのへの面談をしている時○上司や先輩のアドバイスを受けている時、など

◎思考中…○思いつたことや考えをひたすら紙に書きなぐっている時○何日間も同じことを考え続け、チョット気を抜いた瞬間○情報やアイデアを書き出し、時間を掛けて整理・構造化した時○前記のような過程を徹底的に1、2日間行い、その後、その思考を完全に止めて、ルーチンワークなど全く違うことを行い、数時間後、再思考を進めている時、など

◎リラックス中…○風呂に入って一息ついた時○ベッドに入って横になった時○気分転換に散歩に出た時○休憩中にコーヒーやお茶を飲んで一息ついた時、など

●手段を決めるため、セルフマネジメント能力が重要となります

コンサルタントは問題解決の手段を全て自分自身で決めるため、自分でスケジュールを立てて作業を進めていくためセルフマネジメント能力が重要になってきます。

主に現場で働く業務・ITコンサルタントの場合でも、自分でプログラムを組み立てることはまれです。

むしろ、担当範囲の場合では、どのような業務プロセスが最適かを思考することが中心的な仕事になってきます。

フィナンシャル系コンサルティング会社でも上長から具体的な業務を指示されることはなく、一定範囲を任されてアナリストを使いながら、アウトプットをつくり上げていくスタイルになります。

●マネジャーになるには特異な資質のスキルが必要なのです

コンサルタントとして、ある程度のプロジェクトをこなして経験を積み、顧客との折衝能力やプロジェクトマネジメント能力が認められれば、個人差が非常に大きいのですが、3〜4年程度でマネジャーに昇進します。アナリストからコンサルタントへの昇進と違って、コンサルタントからマネジャーへのステップの敷居高くなり難しくなります。

なぜなら、なぜなら、アナリストとコンサルタントの業務内容の大きな違いは、難易度が非常に大きく違うのです。

マネジャーには、全く別の能力も求められるのです。


◆戦略系コンサルタントの1週間の例(プロジェクト中盤:仮説検証作業中)

@月曜日
午前中:〔アナリスト指示出し〕出社後、アナリストからの成果をチェックし、追加指示を出す。午後:〔インタビュー〕顧客の現場社員への取材。〔分析〕取材の結果をまとめ、重要なポイントについて考える。夕刻:〔アナリスト指示出し〕アナリストから再び成果レポート上がってきたので、別の仕事を依頼する。夜間:〔分析〕アナリストがまとめたデータに基づいて、分析を行う。

A火曜日
午前中:〔情報収集〕現プロジェクトの業界紙・誌をチェックして、ネタを探す。午後:〔インタビュー〕顧客の名刺を持って、営業マンに同行。気付いたことをまとめる。夜間:〔その他〕社内研修に申込んでいたのを思い出しあわてて準備し、早めの帰宅。

B水曜日
午前中:〔ワ−クショップ〕社内研修を受ける。現プロジェクトに使える内容もあった。午後:〔その他〕明日のマネジメント層の取材に備えて準備する。18時:メドが付いたので早めに退社する。夜間:〔プライベート〕学生時代の友人とかなり久しぶりに会う。勤務先が違うと考え方もだいぶ違うと感じた。〔その他〕マネジャーからメールで明日ミーティングすることになり、準備する。

C木曜日
午前中:〔インタビュー〕直接、顧客企業行って取材を行う。午後:〔社内ミーティング〕マネジャーと明日の定例会の内容に関して議論する。16時:〔資料作成〕今までの取材、マネジャーとの議論を踏まえて、明日の定例会に提出する成果レポートを作成。

D金曜日
午前中:〔社外ミーティング〕定例ミーティング。ファシリテーション(一種の議事進行)も担当し、会議をうまくリードできた。午後:〔社内ミーティング〕昼食後、そのままチームミーティング。来週の各人のタスクを確認する。17時〜夜間:〔分析〕来週からの仕事が円滑にいくように、軽く準備する。23時:帰宅する。

E土曜日
10時:〔プライベート〕久しぶりの一日休み。プライベートな時間を楽しみつつ、積んだままになっているプロジェクトに関わりのある書籍を読む。

F日曜日
午前中:〔プライベート〕家でゆっくり過ごす。14時:〔分析・資料作成〕マネジャーから急用な電話が入り、休日だが出社する。やはり、月に一度程度に日曜日でも出なければならない。
23時:帰宅する。

◆業務・ITコンサルタントの一週間の例(業務フェーズ)

@月曜日
午前中:〔その他〕出社、先週無事プロジェクトが終了したので、久しぶりにのんびりする。午後:〔社内ミーティング〕昼食後、リソースマネジャーに呼ばれ、次のプロジェクトのアサイン面談。早速次のプロジェクトが決定。13時:〔その他〕今回は地方なので、ホテルを取り、荷造りする。17時:移動。20時:ホテルに着き、マネジャーにも連絡。明日、顧客先に出向くように言われる。

A火曜日
午前中:〔その他〕顧客先のプロジェクトルームへ行く。とりあえず挨拶して、PC等をセットアップする。
12時:マネジャーと昼食を取りつつ話を聞く。午後:〔社外インタビュー〕全体定例ミーティングに参加。ここで全体に紹介され、会計チームに配属される。13時:ミーティング終了後、今までの成果レポートを渡される。分厚ファイル5冊、とりあえず重要そうな部分から読み始める。20時:〔社内ヒアリング〕会計チームのリーダーに声をかけ夕食を取りつつ仕事内容の話を聞く。22時:〔情報収集〕ホテルに戻って、プロジェクトに関する本を読んで明日に備える。

B水曜日
午前中:〔社内ミーティング〕チームリーダーとミーティングし、担当を振り分けられる。〔社内ヒアリング〕チームの人と話を聞くと共に関係づくりも兼ねて、昼食もとる。14時:〔社外インタビュー〕チームリーダーの取材に同行。今回はコンサルタントであることを隠して、取引であるという設定で現場にて色々な話を取材する。21時:〔分析〕プロジェクトルームへ戻って、自分の担当領域について仮説を立てる。0時:ホテルへ戻る。

C木曜日
午前中:〔分析〕引続き仮説を構築。ついでに、ナレッジセンターに問合せて過去のプロジェクト例をまとめる。午後:〔社内ミーティング〕チームミーティング。自分なりの仮説を発表し、多数のフィードバックをもらう。15時:〔社内ヒアリング〕チームメンバーを捕まえてディスカッションする。17時:〔分析〕フィードバックとディスカッションを念頭に置いて、仮説を修正すると同時に収集すべき情報をリストアップする。23時:〔情報収集〕ホテルに戻り、読み残しの本を読む。

D金曜日
午前中:〔社内ミーティング〕昨日の仮説をリーダーとディスカッションし、来週の取材を設定する。
午後:〔社外インタビュー〕マネジャーの役員への取材に同行。プロジェクトの最終成果についてヒアリング。現在と進行状況に非常に不満の様子であった。16時:〔社内ミーティング〕役員へのフォローを考える。一度パートナーに出てきてもらうことになった。19時:〔社内ミーティング〕取材の結果を踏まえて、今後の進行について緊急ミーティングを行う。22時:〔プライベート〕無事方針が決定し、歓迎会を兼ねて皆で飲み会に。

E土曜日
13時:〔プライベート〕疲れがたまっていて昼まで寝てしまった。遅めの昼食を取って荷物を整理する。15時:〔プライベート〕ゆっくり休日と楽しむ。ホテルとオフィス間以外を散策し、リフレッシュする。20時:〔プライベート〕夕食後、東京の家族と電話する。やはり家族の声を聞くと疲れが取れる。22時:〔プライベート〕早めに就寝。来週からはもっと評価が出せるように頑張ろうと決意する。

F日曜日
午後:〔情報収集〕プロジェクトルームに行き、今までの成果レポートに目を通して流れを再度把握する。19時:〔分析〕ホテルに戻って夕食後、来週の取材に備えて分析を進める。

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仮説を立てて検証していくことがコンサルタントの大きな仕事
プロジェクト全体の管理責任を持つのがマネジャーです
パートナーの大きな仕事は営業とコンサルティング会社の経営です
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