自分でできる民事訴訟裁判 

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生きているといろんなトラブルに巻き込まれることが少なからずあります。そういうとき知識を持っているだけで余裕度が違うものです

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判決が出たらどうすればいいか

和解ができなければ、裁判所は判決を下すことになるが、裁判官ごとに書き方が多少異なる。


(1)判決にはどんなことが書かれているか

イ、主文

裁判の結論部分である。ここに記載されている内容で強制執行ができる。

原告の請求が一部でも認められた場合には、たとえば、「被告は、原告に対し〜」の形式で具体的に金額、日付、金利が記載される。

原告の請求の全部または一部が認められなかった場合は、「原告の請求をいずれも棄却する」(全部認めなかった場合)、「原告のその余の請求を棄却する」(一部認めなかった場合)のように記載される。

また、例外であるが、訴えること自体が不適法な場合は、「本件訴えを却下する」と記載される。

門前払いである。

他に、主文には、訴訟費用の負担者、仮執行宣言を付す場合にはその旨も書かれる。

ロ、事実

前提となる事実・争点及び当事者の主張 簡単に言うと、当事者が何を主張した裁判かが書かれる。

最近の判決文は、わかりやすく明瞭になっている。

ハ、理由

当裁判所の判断 裁判所の判断の理由が書かれるが、この「理由」を読んで、具体的にどの判断がおかしいと不服を申し立てることになる。


(2)判決に不満なら14日以内に不服申立をする

一審の判決に不服があれば「控訴」して二審、さらに二審の判決に不服がれば「上告」となる。

控訴・上告あわせて「上訴」という。

上告は、明白な法令違反のなど上訴理由が限られている。

控訴は、判決を受け取った日の翌日から14日以内に判決を下した裁判所に「控訴状」を提出して行う。

控訴状の提出期限は、相手方が連絡のつきにくい外国にいる場合等を除いては、裁判所でも変更することはできない。

裁判所には、夜間窓口があり、24時間受付可能である。

判決文は、控訴状と共に一審の裁判所から二審の裁判所に送付される。

控訴状は、単に、どの判決について控訴するかを書いて提出すればよい。

14日間の控訴期間を過ぎないようにすることが大事である。

控訴状に、一審判決の不服な点、問題点を書いていない場合、控訴してから50日以内に「控訴理由書」を二審の裁判所に提出する。

控訴理由書の提出期限は、事件が複雑で検討に時間を要する場合には、裁判所が延長することが可能である。

控訴された側は、「反論書」を提出することとなる。

反論書は、裁判所が提出を命じることができる。

命じられなければ、提出しないことも可能である。

控訴審は、裁判を初めからやり直すのではない。

一審の結果をふまえて、控訴裁判所が判断を下す。

また、控訴は判決の一部に対してだけすることもでき、その場合は、不服がある部分についてのみ判断される。

●不服申立をしないと確定する

「確定」とは、上訴申立期間内に上訴がない場合、判決の内容を変えることができないことをいう。

判決確定以前でも、判決が仮執行宣言付であれば、仮執行宣言に基づき強制執行が可能である。

「仮執行宣言」とは、本来、判決が確定しなければ強制執行できないところ、確定前でも判決に強制執行ができる効力を与えるという宣言である。

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